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地元企業による「こども食堂」 冬休み中は毎日開店

家で十分な食事が取れていない、一人でご飯を食べる子ども達に、温かい食事を提供する「こども食堂」。和歌山県田辺市の地元企業による取組をご紹介します。

和歌山県田辺市上の山1丁目の運送業「光運送」は、事務所1階にある社員用食堂を使用し、学校の給食がない毎週土曜と日曜の午前11時~午後2時に「こども食堂」を開いている。

社長の高松光代さんと役員の高松章さんが、十分な食事が取れていない子どもや、スーパーで弁当を買って一人で食べている子どもがいることを知り、2016年11月に、開設した。

食材は自社の持ち出しや、田辺市を拠点にスーパーマーケットを展開する「たかす」の協力を得て提供してもらい、行政からの補助は受けずに運営している。

子どもだけでも利用できるよう、基本的に小学校6年生までは無料。親子で利用する場合は、保護者の料金は300円。冬休み中も料金は同じで、期間は12月21日~1月10日の間、毎日開店している。

この様に、子ども達に温かい食事や居場所を提供する「こども食堂」の運営に、地元企業が携わることで、地域全体の活動としてさらに全国規模で広がってきています。

「子ども食堂」に関するその他の当見聞録掲載の記事は、以下からご覧ください。

※関連記事
2017年8月9日付 SN見聞録
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2017年6月16日付 SN見聞録
「子ども達の安全や成長を見守る「こども食堂」」
 ~大阪教育大附属池田小の卒業生が開設~
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2016年7月14日付 SN見聞録
 「子ども達の孤食・貧困に支援の手
 ~学校で朝食提供や、「こども食堂」の運営が広がっています~」
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