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小学5年生対象に「減塩」授業 伊豆市で実施

減塩・運動・禁煙を推進する「げんきプロジェクト」※1に取り組む静岡県伊豆市では、生活習慣病を予防するには子どもの頃から「減塩」を意識することが重要なため、小学5年生を対象に家庭科の授業で、1日2グラムの減塩を呼び掛ける「IZU減塩プログラム」※2を紹介しています。

11月19日実施された伊豆市修善寺東小学校では、伊豆市こども課の管理栄養士から「小学5年生が摂取してよい塩分量は、1日6グラム」と説明があり、自分でできる減塩方法としては「野菜や海藻などを食べ、摂りすぎた塩分を体外に出す」ことや「調味料をかけすぎない」ことなどが紹介された。

また中伊豆給食センターの栄養教諭から、出汁を使うことで少ない塩分量でもおいしくなることの説明を受け、子ども達は出汁の材料である昆布・かつお節・干し椎茸・煮干しの香りや味を確認した。

この取組は、静岡県伊豆市の全7小学校で実施されます。

※1 平成25年度 特定健診・特定保健指導に係る健診等データ報告書によると、伊豆市民は「メタボリックシンドローム」「高血圧」「糖尿病」「喫煙習慣」のすべてが、静岡県の平均と比べてとても多く状況を改善するために、減塩の「げ」・運動の「ん」・禁煙の「き」の3本柱を推進し、健康なまちづくりを目指す「げんきプロジェクト」を推進している。

※2 I(1日)ZU(2g)減塩プログラム