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「子ども食堂」新型コロナ拡大の中 お弁当や食材提供へ

子ども食堂は「食」の提供を通して、経済的に困難な家庭の子ども達の健康を支えるだけでなく、子ども達が楽しく安心して過ごせる居場所を提供し、成長を見守る場となっていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの子ども食堂で活動中止の動きが出てきています。

NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」によると、全国一斉休校の影響で全国約3,700カ所(2019年6月時点)の子ども食堂のうち、8割以上が活動を中止し、緊急事態宣言を受けて、活動中止は更に増えているという。

そんな中、大阪市浪速区の子ども食堂「チェリー」は活動を続けてきたが、緊急事態宣言を受け、4月10日以降は5月1日までの9日間、子ども達が食事を受け取りに行く形で支援を続ける。

熊本市西区にある慈恵病院内の職員食堂で開く「エンゼルこども食堂」では、3月初めから活動を休止していたが、再開時期を尋ねる問い合わせが相次ぐことから、4月より週1回、持ち帰りの食事を玄関前で配布するようにした。

多くの子ども食堂が新型コロナウイルス感染拡大の影響により、活動を中止しているが、大切な子ども達の安否確認と、子ども食堂を通じて築いた子どもとの関係を途切れさせないよう、弁当や食材の提供を通して食事のサポートを続ける活動を模索しています。

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