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郷土を代表する料理を競う!第7回全国学校給食甲子園~地場産物を活かし学校給食の重要な役割を伝える~

平成24年12月2日(日)、特定非営利活動法人(NPO)21世紀構想研究会主催による第7回全国学校給食甲子園決勝大会が開催されました。応募総数は昨年より更に更新され、過去最高の2271校となりました。 1〜3次予選で選出された全国6ブロック12校の選手が、1時間という限られた時間の中で、緊張しながらも日頃の成果を出すべく力を尽くしました。レベルの高い接戦の本選概要および結果は以下の通りです。

【決勝出場12チームと審査委員の方々】

■概要

【大会期日】 平成24年12月1日(土)~2日(日)
【出 場 校】 北海道・東北・関東・甲信越・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州・沖縄より6ブロックの代表12校 (含む学校給食センター)
【会 場】 女子栄養大学駒込キャンパス
【出場選手】 各チーム栄養教諭または学校給食職員、調理員計2名
【主 催】 特定非営利活動法人21世紀構想研究会
【運 営】 全国学校給食甲子園実行委員会

■優勝
中部・近畿ブロック代表
愛知県 西尾市立西尾中学校 冨田直美学校栄養職員・三浦康子調理員

■準優勝
中部・近畿ブロック代表
和歌山県 和歌山市立名草小学校 土井 登世栄養教諭・山中恭子調理員

■女子栄養大学特別賞
北海道・東北ブロック代表
岩手県 岩手大学教育学部附属特別支援学校 斉藤洋子栄養教諭・目黒沙織調理員

■21世紀構想研究会特別賞
関東ブロック代表
栃木県 宇都宮市立田原中学校 塚原治子栄養教諭・木村雅恵調理員

選ばれた12校24名の選手による恒例レセプションでのプレゼンは、それぞれ地元の地産品を紹介しながら、手作りの素朴で心温まる内容でありましたが、一方で年々報道関係者の数も増えて熱気を帯び、その微妙なギャップにいささかの想いを持ちました。

そして、1時間の奮闘後完成した給食の味は、どれもたいへん美味しく、試食する報道陣や関係者の方々は、「おいしい!」「メニューのバランスが良い!」「こんな食材は初めてだ」「子ども達はしあわせだなー」「地産品がうまく使われている」等々、口々に感想があちこちから聞こえてきました。

【審査風景】

~NPO法人21世紀構想研究会理事長 馬場錬成先生ブログより~

悲喜こもごもの表彰式の後、審査委員の田中延子先生からは「年々メニューや内容その他のレベルが総合的に上がっている中から最終決勝までこられたということは、12校の皆さんの実力が拮抗しているといえる。全体として美味しく調理されていた。結果的にはだしの微妙な味の違いで少し差が出たのではないかと思う。」といった最終審査の講評があり、最後に実行委員のNPO21世紀構想研究会理事長 馬場錬成先生が、「学校給食甲子園に対するメディアによる報道も多くなる中、海外からはドイツや最近では中国からも日本の学校給食を評価する記事が発表されており、日本国内においても本家本元として学校給食の意義と重要性がしっかり認識されるよう、祈念している。」といった内容で締め括られました。

この模様は、第7回全国学校給食甲子園のホームページから詳しくご覧になれます。

第7回全国学校給食甲子園のホームページ