青大豆ペーストの団子汁
【大分県郷土料理】小麦粉をこねた団子をきしめんのように伸ばし、鶏肉・里芋・ごぼうなどと味噌仕立ての汁で煮込みます。
今回は青大豆ペーストを練りこんでアレンジしています。
                                            鉄分
                食物繊維
                                          
                  材料(1人分)
- 青大豆ペースト(10g)
- 小麦粉(10g:適宜)
- だし汁(150g)
- 鶏肉(20g)
- 冷凍里芋(15g)
- ごぼう(10g)
- 人参(10g)
- 大根(20g)
- 乾燥しいたけスライス(1g)
- 葉ねぎ(3g)
- 味噌(9g)
つくり方
①下準備をする。
・青大豆ペーストは流水または自然解凍しておく。 
・鶏肉は一口大に切り、里芋は1/2カット、ごほうはささがき、人参と大根はいちょう切り、葉ねぎは小口切りにする。
・乾燥しいたけは水で戻しておく。
②青大豆ペーストと小麦粉を混ぜ、耳たぶくらいのかたさに練る。(小麦粉の量は状態に合わせて調整する)
③鍋に湯を沸騰させ、丸めて伸ばしただんごを茹でる。浮き上がって1分ほどしたら引き上げ、冷水にさらす。 
④だし汁に鶏肉、里芋、ごぼう、人参、大根、しいたけを入れ、煮立つ直前にだんごを入れる。 
⑤野菜に火が通ったら、味噌を溶いて入れ葉ねぎを散らす。
SN栄養士ひとくちメモ
          16世紀に豊後の戦国大名の大友義鎮(宗麟)が「あわびの腸(鮑腸(ほうちょう))」が好きでよく食べていましたが、ない時に「団子」を「鮑腸」に似せて作ったのが始まりと言われています。同じ大分県の郷土料理で平たい団子にきな粉と砂糖をまぶした「やせうま」という料理があり、どちらも大分県ではよく食べられています。        
      献立栄養価
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        エネルギー( kcal ) 117 
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        たんぱく質( g ) 9.0 
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        脂質( g ) 2.3 
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        ナトリウム( mg ) 510 
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        カルシウム( mg ) 42 
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        鉄( mg ) 1.3 
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        マグネシウム( mg ) 37 
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        亜鉛( mg ) 0.9 
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        ビタミンA( μgRE ) 79 
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        ビタミンB1( mg ) 0.09 
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        ビタミンB2( mg ) 0.13 
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        ビタミンC( mg ) 6 
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        食物繊維( g ) 3.3 
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        食塩相当量( g ) 1.4