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熊本の慈恵病院「エンゼルこども食堂」100回目を迎える

親が育てられない新生児を匿名で預かる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を運営する、熊本市西区の慈恵病院が開設した「エンゼルこども食堂」が、この3月22日、開催100回目を迎えました。

「エンゼルこども食堂」の活動は、以下のアドレスから確認することができます。
http://jikei-hp.or.jp/kodomoshokudo/

「エンゼルこども食堂」は熊本地震直後の2016年4月に、子ども達への炊き出しからスタートし、これまでに延べ約6千人が利用してきた。

子ども達の居場所を作ろうと、病院内の職員食堂を使用し、経済的理由で食事を満足にとることができない子ども達、親が働いていて一人で食事をする孤食の子ども達など、高校生以下を対象に無料で食事を提供している。

支援者からの寄付金や、JA熊本中央会・連合会、地元企業から食材の提供を受けて、賄っている。メニューは、病院の調理師や栄養士が栄養バランスも配慮し、考案している。

栄養バランスの良い食事の提供だけではなく、子ども達が自由に宿題など勉強を取り組む場としても利用できる。

貧困世帯のほか、一人で食事をする孤食の子ども達へも無料で食事を提供する「子ども食堂」の活動は、年々全国で広がっています。

学生や地元企業、病院などが運営に携わることで、食事を提供し子ども達の健康を支えるだけでなく、子ども達がみんなで楽しく過ごせる居場所を提供し、地域全体で成長を見守る場となっています。

※関連記事
2018年1月12日付 SN見聞録
『食物アレルギー対応の「子ども食堂」!』専門家グループにより開始
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2017年12月28日付 SN見聞録
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2017年8月9日付 SN見聞録
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2016年7月14日付 SN見聞録
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~学校で朝食提供や、「こども食堂」の運営が広がっています~」
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2016年6月16日付 SN見聞録
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