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川崎市の中学校給食 生徒・保護者から好評を得ています!

川崎市は、市内の北部・中部・南部の三ヶ所に給食センターを新設し、2017年9月から順次、給食実施を開始し、2017年12月に市内の全市立中学校で、完全給食が実施されました。(詳細は、2017年1月23日付当見聞録をご参照下さい)

市内の市立中学校全52校で、昨年2017年12月までに開始した中学校給食について、生徒や保護者を対象に行ったアンケート結果が、2018年3月、川崎市教育委員会から、公表されました。

以下アドレスから、詳細が確認できます。
■「平成29年度 中学校給食に関するアンケートの集計結果について」

http://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000073/73672/H29anke-tokekka.pdf
■「中学校給食実施に向けた取組について アンケート」

http://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000073672.html

アンケートの調査期間は、平成30年2月8日~2月20日。調査対象は、川崎市内全7区から各2校を抽出し、1~3年生の生徒計1432人、保護者計1235人、教職員468人から回答を得た。

「給食導入についてどう思うか」に対する生徒の回答は、「よい」「どちらかといえばよい」という回答が合計66.4%、「よくない」「どちらかといえばよくない」の合計31.9%を、大きく上回った。

また、「給食はおいしいですか」の問いに対する生徒の回答は、「おいしい」「どちらかといえば、おいしい」が83.3%と、8割以上が「おいしい」と答えている。

保護者へ「中学校給食が始まったことについて、どう思うか」の問いに対しては、「よい」「どちらかといえばよい」が97.5%と、給食導入を歓迎している。

ただ、食べ残しについては、「ときどき残す」「いつも残す」が全体の約3割あり、理由としては、「嫌いな(苦手な)物があるから」が61.9%、「給食時間が短いから」が48.1%など挙げられた。

また、食べ残してしまう品目としては、「野菜が入ったおかず」が40.6%とトップだった。

各校が給食に充てている時間は、平均40分。配膳などの準備に15分、片付けに5分、会話を楽しみながら、無理なく給食を食べられる時間を20分としているが、準備に時間かかる日は、食べる時間が足りないと感じる生徒がいることが見受けられる。

この結果から給食導入に対し、生徒・保護者共に、好評を得ていることが分かります。一方で、給食を食べる時間が短いといった意見や、野菜を敬遠する傾向などが見え、今後の課題も浮かびあがっています。