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石川県金沢市の全79の市立小中学校 2020年9月から パン給食 週1回提供

2020年9月から、石川県金沢市内の全79の市立小中学校の学校給食で、パンの提供回数を従来の月2回程度から週1回程度に増やすことが、金沢市教育委員会から発表されました。

石川県金沢市内の小中学校の給食用パンは、市内の約8割の学校にパンを納品していた業者の工場が競売で第三者に落札され使用できなくなったことから、石川県学校給食会と業者の継続契約が終了し、2019年4月からは64の市立小中学校の学校給食で、パンが納入できず米飯のみの提供となった。

その後、金沢市教育委員会は、パン給食再開に向けて協議を重ね、金沢市の残り15校に給食用パンを提供していた市内の業者タカマツパンが、設備と配送用車両を増強し、2019年の9月から、全79の市立小中学校に月2回程度、パンを提供出来るようになった。(詳細は、2019年7月3日付当見聞録をご参照下さい)

この度、「パンをもっと給食で提供したい」という学校の要望に応えるために、タカマツパンが、生産ラインを最新機器に刷新する事を決め、作業スペースの増築等も行い、従来1日5千~6千個だった生産能力が、1日1万~1万2千個製造できるようになり、安定供給できる体制が整った。

金沢市教育委員会は、2020年9月からのパン給食の提供回数増加に向けて、パンに合わせた学校給食の献立の準備を進めているということです。

※関連記事
2019年度7月3日付 SN見聞録
「石川県金沢市64小中学校 パン給食9月再開 月2回程度」
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13082