黄飯とかやく
【大分県郷土料理】根菜たっぷりなので、ビタミン類や食物繊維が豊富で、魚や豆腐からはタンパク質、また黄飯と一緒に食べるので、炭水化物も取れ、栄養バランスのよい郷土料理です。
カルシウム
鉄分
食物繊維
材料(1人分)
- 学校給食用カルシウム米(1g)
- 精白米(80g)
- 水(96g)
- くちなしの実(0.2g)
- 乾燥しいたけスライス(1g)
- えそ(魚のすり身)(45g)
- だいこん(0.5cm拍子きり)(50g)
- ごぼう(ささがき)(18g)
- にんじん(短冊切り)(18g)
- 油揚げ(千切り)(4g)
- 葉ねぎ(小口切り)(5g)
- 木綿豆腐(つぶす)(35g)
- サラダ油(2g)
- こいくちしょうゆ(4g)
- 食塩(0.4g)
つくり方
①下準備をする。
・くちなしの実を洗って、水につけておき黄色い水を作っておく。
・乾燥しいたけは洗って水で戻しておき、油揚げは、油抜きしておく。
②カルシウム米は洗米後に加え、くちなしの実の黄色い水でご飯を炊く。
③鍋にサラダ油を熱し、えそ(魚のすり身)、ごぼう、木綿豆腐、しいたけ、油揚げの順に炒める。
④材料にある程度火が通ったら、だいこん、にんじんを加え、野菜からの水分が足りないときは、水を足し、野菜に火が通るまで煮る。
⑤煮えたら、調味料を入れ、味を整える。最後に葉ねぎを入れる。
SN栄養士ひとくちメモ
「黄飯」はくちなしの実で黄色く色付けしたご飯で、財政難だった臼杵藩の殿様が、贅沢なお赤飯の代わりに作らせて食べ、家来にも振る舞ったのが始まりと言われています。
黄飯には、エソなどの白身魚と豆腐、野菜を煮込んだ「かやく」をかけていただきます。
大晦日にたくさん作り、お正月の三が日の間、温めなおしては食べるそうです。お赤飯代わりの黄飯でしたが、心が浮き立つような黄色がとてもきれいなご飯です。
黄飯には、エソなどの白身魚と豆腐、野菜を煮込んだ「かやく」をかけていただきます。
大晦日にたくさん作り、お正月の三が日の間、温めなおしては食べるそうです。お赤飯代わりの黄飯でしたが、心が浮き立つような黄色がとてもきれいなご飯です。
献立栄養価
-
エネルギー( kcal )
406
-
たんぱく質( g )
18.7
-
脂質( g )
6.3
-
ナトリウム( mg )
461
-
カルシウム( mg )
172
-
鉄( mg )
1.8
-
マグネシウム( mg )
82
-
亜鉛( mg )
2.0
-
ビタミンA( μgRE )
136
-
ビタミンB1( mg )
0.17
-
ビタミンB2( mg )
0.13
-
ビタミンC( mg )
10
-
食物繊維( g )
3.7
-
食塩相当量( g )
1.1