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中学校給食を活用し「孤食」防止 独居高齢者に給食提供 兵庫県明石市の取組を紹介いたします!

兵庫県明石市は9月25日、一人暮らしの65歳以上の方を対象に、中学校給食を活用し温かい昼食を提供するモデル事業「みんなの給食プロジェクト」を開始しました。その取組をご紹介します。

兵庫県明石市に住む65歳以上の独居者は、約1万5千人。明石市は2018年度すべての中学校で学校給食を開始したのを機に、2018年度当初予算に228万円を盛り込み、給食を調理し配送する給食センターを高齢者にも活用することとした。

9月25日の初回は、明石市大久保町西島にある江井島コミュニティ・センターで開かれ、高野豆腐と野菜の煮物、ほうとう汁、ご飯が提供された。

地域の拠点施設五か所で、2018年度末までに各8~10回実施予定。近隣の居住所を対象に、実費相当の1回300円で、中学生と同じ栄養バランスが取れた給食が提供される。

2019年度以降は、障害者や引きこもりの若者達へ対象を広げ、明石市内全域での実施を検討している。

給食センターを活かして高齢者を支える本事業は、兵庫県内初の取組となります。