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「2018年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査)」Jミルク発表 ~飲用・利用頻度が上昇傾向 栄養価値が後押し~

この度、Jミルクより「2018年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査)」が発表されました。2018年10月26日~31日の期間、15~79歳の男女1万500人を対象にインターネットなどを通じて実施されました。

Jミルクでは「①牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること」、「②普及関連事業の効果検証の基礎とすること」を目的に、2012年度から継続して実施されています。以下に一部をご紹介します。

●「牛乳類の飲用・利用頻度」の結果では、
1.飲用頻度が「週3~4日」「週5~6日」「毎日」のいずれの数字も、2014年以降の調査で過去最高となった。
2.牛乳飲用が増加した人の主な理由は、①「カルシウム摂取」58.1%、②「栄養を意識」43.8%、③「タンパク質摂取」28.2%、④「骨の状態をよくしたい」28.1%で上位を占めた。
3.牛乳飲用の減少した人の理由の中で、昨年より上昇したものは①「下痢予防」、②「お腹が張る」、③「給食がなくなった」、④「価格の上昇」、⑤「経済的に厳しい」だった。
4.また、性別年代の傾向は昨年と同様、男性よりも女性が多く、年代は50代以上が多い。
5.一方、男性は20~40代、女性では10~20代の飲用頻度が低い。

●「酪農家に共感する」に関しては、
1.昨年より11.6%上昇し、80.4%となった。
2.大きく数字が上昇した共感の理由としては、①「国産や生産地を意識する」、②「商品パッケージや生産者表示」だった。

Jミルクでは「牛乳類の飲用・利用頻度」は、近年安定的に上昇傾向にあること、また「酪農家に共感する」割合の上昇に関しては、北海道胆振東部地震などの自然災害による店頭での牛乳不足も大きく影響していることが考えられるとしています。

※一般社団法人Jミルク「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2018」ページURL
http://www.j-milk.jp/tool/chousa/doukou/hn0mvm00000091xk.html

※関連記事
2018年8月20日付 SN見聞録
『 「2017年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査」Jミルク発表~年齢が上がるほど牛乳を飲む頻度が高い~ 』
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13020