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「公立高校へも学校給食導入を!」 秋田県農業団体が県に要望

秋田県酪農連盟、JA秋田中央会、JA全農あきた、3団体は3月30日、秋田県内公立高校での学校給食の提供を求める要望書を県に提出しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小中学校の休校増加などで生乳が供給過剰となっていることや、価格の低迷とコストの上昇によって、農畜産物の中でも特に米と牛乳の生産者が危機的状況を迎えていることから、高校にも学校給食を導入し、地元の農畜産物の消費拡大を図ろうと、導入に向けた取組を進めるよう要望した。

秋田県立羽後高等学校では、2022年度の2学期から学校給食が導入される。秋田県酪農連盟の柴田輝男会長は、中高一貫校にもその動きを広げ、最終的にすべての公立高校で学校給食を導入するよう求めた。

秋田県酪農連盟は、学校給食が導入されることで、地産地消や食育、さらに親の負担軽減にもつながることから、高校給食の実現に向け、訴えを続けていくことにしています。