1. HOME
  2. 知る・学ぶ
  3. SN見聞録
  4. 給食でつなぐ子どもの居場所 不登校支援 岐阜県本巣市の取組

印刷する

給食でつなぐ子どもの居場所 不登校支援 岐阜県本巣市の取組

岐阜県本巣市は、不登校の小中学生の増加が問題となる中、新たな支援策として本巣市見延の学校給食センターを解放し、学校に行けない子ども達の居場所として、無料で給食を振る舞う取組を始めました。

本巣市見延の学校給食センターの会議室を「もとまる食堂」と名付け、週1回、午前11時30分から午後1時まで開放する。

保護者の付き添いが必要だが、不登校の児童生徒に無料で提供するほか、保護者も1食254円で一緒に食べることができる。

オープン初日の6月16日には、子ども7人と保護者8人が「もとまる食堂」を訪れた。初日のメニューは、地元食材を使用したハヤシライスとニジマスのフライ、グリーンサラダだった。

給食は1年数カ月ぶりという小学4年生の男児は「おいしかった」と完食し、同席した父親は「学校とのつながりを感じられるし、家だと同じようなご飯が続いてしまうので、給食を食べられるのはありがたい」と話していた。

本巣市教育委員会によると、岐阜県では初の取組ということです。