1. HOME
  2. 知る・学ぶ
  3. SN見聞録
  4. 鹿児島県肝付町「給食で宇宙食を食べたい!」宇宙飛行士を夢見る少年の希望が実現

印刷する

鹿児島県肝付町「給食で宇宙食を食べたい!」宇宙飛行士を夢見る少年の希望が実現

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の内之浦宇宙空間観測所がある鹿児島県肝付町 肝付町立波野小学校の1月23日の学校給食時間に、宇宙食が提供されました。

将来は宇宙飛行士になることを夢見る肝付町立波野小学校の6年生 森田君が、2025年8月に開催された「肝付町子どもサミット」において「給食に宇宙食出して、みんなで食べたいという夢があります。みんなにも宇宙が身近にあるということを感じてほしくて。僕は調べたら宇宙食は衛生管理がすごく厳しい。給食も衛生管理が厳しいから合っていると思った。」と発表した。

肝付町の子どもならではの夢のある素敵な提案だと感じた肝付町学校給食センターの西野間かおり栄養教諭が、知恵を絞り宇宙食の提供を実現した。

肝付町の学校給食費は、小学生1食288円と予算が決まっている。けれどもカタログに掲載されている宇宙食には、300円以下で購入できるものはなかった。

宇宙食の「ハンバーグ」は3,000円、「スペースブレッド宇宙のパン」を1人1個ずつと考えたが食物アレルギー保有の児童もいる、また値段も640円で断念した。そんな中、100グラムで税込378円の「ライフストック・ムーンショットレモン味」というゼリー飲料を見付け、みんなで食べられるフルーツポンチにアレンジすることを思い付いた。

1月23日の学校給食メニューは、黒豚と野菜のシチュー・パン・フルーツポンチ・牛乳だった。フルーツポンチは、お皿の中に宇宙を感じてもらおうとマンゴーゼリーは満月に、にんじんゼリーは星形にくりぬいて提供された。宇宙食のゼリーは、1人当たりわずか10グラムだったが、思いはギュッと詰まった10グラムだった。

給食を食べた児童から「宇宙船の中で飲んだり食べたりしているのかなあと想像がついた」「自分が宇宙にいるような気持ちになった」、森田君も「できれば毎日出てほしい。おいしいから、宇宙食は」と、みんなにとって忘れられない給食時間となった。

学校給食で宇宙食の提供を実現するために、先生たちが知恵を絞っていると聞いた肝付町は、特別に「ライフストック・ムーンショット」の購入費を支援したということです。

本取組は、肝付町立波野小学校ブログから確認することができます。
■肝付町立波野小学校ブログ
https://naminosyou.synapse-blog.jp/es/2026/01/post-5b1f.html