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兵庫県立高等学校で、4月より給食が実施されます

2017年4月より、兵庫県宍粟市千種町の千種高等学校で、給食が実施されます。義務教育ではない県立高校で給食を行うのは、県内初の取組です。

同校は千種中学と連携型中高一貫教育を行っており、この教育の一環として、給食を通した食育を継続するという観点から実施されます。

2月22日に、給食導入に向けた試行会が行われた。同市のちくさ学校給食センターで調理された生徒と教職員約120人分の給食が、千種高校配膳室に配送され、試行会当日は、配膳係の生徒が教室まで食材を運び、ご飯とおかずを盛り付けた。

給食の献立は、ご飯・牛乳・ばち汁・鶏肉のしのだ煮・かぶの柚香和え。千種中学校出身の生徒は、小中学校の頃に慣れ親しんだ懐かしい味の温かい給食を楽しんだ。献立は小中学生と同じだが、国の補助がない分、費用は中学生より700円高い、月額4,800円。

給食の実施は、市と県教育委員会が準備を進め、法律で定められた給食ではないため、「昼食」として実施されます。