株式会社 ＳＮ食品研究所

2017年11月、横浜市学校保健審議会から「横浜市として望ましい小学校給食のあり方」について、答申が出されました。

急速な物価上昇を受け、平成26年度から給食費だけでは、国が定める学校給食摂取基準より栄養価が低くなる献立があり、横浜市学校給食費調整基金（以下 基金）で不足分を補てんしてきた。

平成27年度は、安価な食材に変更するなど工夫を行い、基金の補てんは実施しなかったが、前年の26年度よりも、栄養価が低下したものもあった。平成28年度は、さらに物価が上昇し、給食費だけではこれまで維持してきた学校給食摂取基準のエネルギーやたん白質等の栄養価が不足するため、基金から補てんを行った。

物価の上昇を受け、献立の調整を行い工夫してきたが、主菜・副菜・副菜（又は果物等）の「三品献立」の給食回数が減少、魚が主菜の給食回数や提供する種類も減少している。

このような状況を踏まえて、エネルギーをはじめ、栄養バランスの良い給食の提供、和食献立の充実のためには、給食費の値上げが必要と判断した。

答申を受け、2017年12月に開催された横浜市常任委員会において、現行月額4000円の小学校給食費を、本年9月から月額600円値上げし、月額4600円とするかどうかについて、検討していることを、市教育委員会から報告されました。

※「横浜市学校保健審議会」詳細は、以下URLよりご確認頂けます。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/shingikai/hoken/

※会議録 平成29年11月24日開催「横浜市として望ましい小学校給食のあり方」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/shingikai/hoken/kaigiroku291124.pdf

※資料 平成29年11月24日開催「横浜市として望ましい小学校給食のあり方」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/shingikai/hoken/shiryou291124.pdf

※答申 平成29年11月24日開催「横浜市として望ましい小学校給食のあり方」
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/shingikai/hoken/291124tousin.pdf