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千葉県 公立小中学校「完全給食」実施率100% 全国一

文部科学省から公表されている、学校給食実施状況調査の結果(※1)を見ると、千葉県の公立小中学校の完全給食実施率は100%で、全国一となっています。

給食の区分(※2)には、①「完全給食」の主食とおかずとミルクの献立、②「補助給食」のおかずとミルクの給食、③ミルクのみの「ミルク給食」がありますが、公立の小・中学校ともに100%の「完全給食」を実施しているのは、全国で千葉県のみである。

※1:文部科学省 平成28年度の学校給食実施状況等調査の結果
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001016540

※2:学校給食実施状況等調査-「完全給食」ほか用語の解説
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/kyuushoku/yougo/1267022

文部科学省公表の平成28年度学校給食実施状況調査では、全国の公立小学校では99.2%と、ほとんどの小学校で「完全給食」が実施されているが、公立中学校の「完全給食」実施率は90.2%と小学校の実施率より低い。都道府県別の公立中学校の「完全給食」実施率を確認すると、近畿圏が低く、兵庫県で62.2%、滋賀県で65.7%、神奈川県は全国で最も実施率が低く27.3%である。そんな状況の中、千葉県は8年前の平成21年度から公立中学校の「完全給食」実施率は100%である。

全国の自治体の中学校「完全給食」に対する考え方も徐々に変わり、平成23年度の83.2%の実施率から、平成28年度には90.2%へと上昇している。

栄養に優れ多彩な献立や工夫された調理法で提供される学校給食は、子ども達の心身の成長に欠かすことはできません。

千葉県では、食育や地産地消(千産千消)のほか、保護者向けの試食会の実施や、職業体験の場に給食センターが活用されるなど、学校給食に関連する「食」についての様々な取組が行われています。

千葉県の学校給食に関する取組は、下記からご覧ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/anzen/kyuushoku/gakkoukyuushoku/gakkoukyushoku1.html

※関連記事
2018年9月13日付 SN見聞録
「長崎県大村市 すべての市立中学校で給食を開始」
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13025

2018年5月22日付 SN見聞録
「公立小学校の給食実施率100%へ 高知県」
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13005