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山口県下関市 クジラ給食 食文化継承へ

来月2019年7月1日から日本近海で、およそ30年ぶりに商業捕鯨が再開されます。食文化を継承していくために、山口県下関市では、小学校・中学校などでクジラ料理が給食に提供されています。

山口県では「大きいものを食べると縁起が良い」とされていて、かつては一年の節目にあたる大晦日や旧暦のお正月「立春」に、成長を願ってクジラを食べる風習があった。

食文化を伝えていこうと、下関市内の公立の幼稚園・小学校・中学校で毎年、クジラ給食が提供されている。

下関市内豊浦町の誠意小学校では、調査捕鯨船団が捕獲したクジラを使用し、今月6月18日に今年はじめてのクジラ給食で子ども達に人気のクジラの竜田揚げが提供された。

下関市教育委員会によると、今年2019年度は昨年度より3万食多い10万食のクジラ給食の提供を予定しているとのことです。