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新潟県三条市 小中学校の牛乳ドリンクタイム 2021年度より廃止

新潟県三条市教育委員会は、学校現場の負担などに配慮し、市立小中学校において牛乳を給食時でなく別の時間に飲む「ドリンクタイム」を2021年4月から廃止することを決めました。

「牛乳が米飯給食に合わない」ということを主な理由として、2015年の2学期から三条市で導入され、よく噛んで味わうことや、和食の正しい習慣を身に付けさせることなどが「ドリンクタイム」を設けた狙いだった。運営は、すべて各小中学校の現場に任せられていた。

そのため「ドリンクタイム」導入直後から、配る手間や時間の確保の面から、給食時間直後に「ドリンクタイム」を設けている小中学校が大半を占めていた。

また、過去の市学校給食運営委員会において「給食後に牛乳だけを飲むのが苦手な子もいる」といった保護者の声が出されたこともあった。

三条市教育委員会は、「ドリンクタイム」は廃止するものの、導入時の基本的な考え方について引き続き各小中学校で指導を継続してもらい、今後はより柔軟に運用をしていきたいとしています。