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文部科学省 「安定的な学校給食の提供に向けた取組の推進について」 発出

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、学校において長期間の臨時休業が行われた際、臨時休業期間中の学校給食の休止に伴ってキャンセルとなった食材の取扱い、予めキャンセルに関する取決めがされていない等、学校給食用食材に係る契約に関する課題等が生じた例が見受けられました。

こうした状況を踏まえ、文部科学省は令和3年度調査研究事業として、株式会社リベルタス・コンサルティングに委託し、今後の不測の事態も踏まえた体制づくりについての調査研究を行い、2022年4月11日に事務連絡「安定的な学校給食の提供に向けた取組の推進について」を発出いたしました。以下に内容をご紹介します。

●調査の概要

学校給食用食材を学校設置者等に納入している事業者及び学校設置者に対し、以下についてのヒアリング調査を行った。
①取引等における支障事例等について
②臨時休業等により不要となった学校給食用食材の活用方法について

・実施時期︓令和3年9月下旬~11 月上旬
・実施方法︓オンラインヒアリング(Zoom)、または電話・書面ヒアリング
・ヒアリング件数︓10件(学校設置者7件、事業者(団体含む)3件

ヒアリングの結果を踏まえて、論点整理した上で、各論点に対して、関係法令等と照らし合わせ、有識者ヒアリングを実施し解決方法等の検討を行った。
【有識者ヒアリング対象者】
・女子栄養大学 名誉教授 金田 雅代氏
・千代田綜合法律事務所 弁護士 出来村 隆裕氏

●調査報告書の目次

第1章 調査概要
1-1 目的
1-2 事業内容
第2章 学校給食用食材の取引における支障事例
2-1 令和2年の一斉臨時休業時の状況
2-2 臨時休業により廃棄となった食材の状況
2-3 取引上の課題
2-4 令和2年の一斉臨時休業を受けての対応
2-5 一斉臨時休業後の取引に関する対応
2-6 課題の整理
第3章 取引における課題と解決策の検討
3-1 論点の整理
3-2 解決策の検討
第4章 不要となった学校給食用食材の有効活用に係る課題と解決策の検討
4-1 事例紹介
4-2 解決策の検討
第5章 まとめ
5-1 一斉臨時休業に伴って明らかとなった課題について
5-2 取引における課題と解決策について
5-3 不要となった食材の活用について

詳細は、以下文部科学省のアドレスから確認できます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/1405481_00002.htm