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「防災の日」岡山県備前市 小中学生「防災給食」を通して再確認

9月1日の「防災の日」、子ども達に災害時の食事について考えてもらおうと、岡山県備前市にある6つの小中学校の学校給食で「防災給食」が提供されました。

備前市立日生中学校では、東日本大震災以降、備蓄している非常食の賞味期限切れを防ぐと同時に、自然災害が身近に起こりうることを再認識する機会として、1年に1回、学校給食時に非常食を食べる「防災給食」の取組を実施している。

9月1日の献立は、温めなくても開封後すぐに食べられるよう、ご飯とルーが混ざり合った「全学栄 救給カレー」をメインに、校内で備蓄している非常食のカンパンとゼリ、通常の牛乳が提供された。

公益社団法人 全国学校栄養士協議会が開発した製品「全学栄 救給カレー」は、加水加熱不要で開封するだけで食べられる非常用レトルト食品で内容量は150グラムと250グラムの2規格。アレルギー特定原材料等28品目を使用しておらず、安心して食べられる。

 

各教室では、はじめに給食委員の生徒が「『防災給食』を通して防災に対する意識を高めていきましょう」と呼びかけて啓発した後、みんなで「いただきます」と挨拶し、一斉に食べ始めたということです。