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福岡市教育委員会 学校給食で牛乳を月1・2回お茶などに切り替える方針へ

福岡市教育委員会は2026年度中に、市内の小中学校の学校給食で提供している牛乳を、月1・2回お茶など別の飲料に切り替える方針を固めました。

福岡市教育委員会給食運営課は「無償化で給食の質が落ちるのではないか」という保護者からの懸念を受け、2025年7月から「もっとおいしい給食プロジェクト」を立ち上げて、市民や指揮者から意見を募っていた。

「魅力的な献立でおいしい給食を提供したい」という想いから、米飯との組み合わせで牛乳をお茶に切り替える日を検討している。

ただ、牛乳を月1・2回お茶など別の飲料に切り替えることで、地場の乳業や県内の酪農家への影響は小さくない。

また、学校給食の献立を考える管理栄養士からは「牛乳なしでどうやって必要な栄養を満たせばよいのか」と不安の声も出ている。

福岡市教育委員会給食運営課は「大きな試みなので、変化の影響が最小になるよう月1・2日から始めて反応を見ていく」としています。