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中学校給食の実施に向けた、各地域の取組を紹介します!

子どもの重要な成長期である中学校給食の実施に向けて、各地域でさまざまな前向きの取組が広がっています。その取組内容について、以下にご紹介します。

1.全中学校で学校給食開始、全校に栄養士配置 兵庫県明石市

2018年4月18日、兵庫県明石市の中学校全13校で一斉に学校給食が開始された。市によると、県内41市町のうち、中学校給食を実施している自治体としては35番目となる。

県内初の試みとして、兵庫県明石市は、全校に1人ずつ栄養士を配置し、食物アレルギーへの対応など、食の安全に向けた体制を取っている。

※明石市教育委員会ホームページ
http://www.edi.akashi.hyogo.jp/kyoiku/gakkou_kyouiku/jh_kyushoku/

2. 新たにデリバリー方式を導入 神奈川県藤沢市南部

今秋2018年10月から、片瀬中学校で新たにデリバリー方式の給食を導入することを決定した。

2014年度から弁当持参との選択制がスタートし、これまでは宅配時間を短くするため、運営業者(綾瀬市)から近い北部にある学校を中心に導入を進めていたが、南部での導入も進め、31年度を目途に全19校での実施を目指す。

※藤沢市の中学校給食について
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gakko-k/kyoiku/kyoiku/kyushoku/chu/chukyushoku.html

3. 中学校完全給食実施に向けて始動 神奈川県秦野市

中学校完全給食実施に向けて、2018年4月24日、秦野市立堀川小学校で、市民や学校関係者らが集まり、「第1回 秦野市中学校完全給食推進会議」が開かれた。

10月までに会議を4回実施し、方式を決め、市に提言する予定。

同会議は、市PTA連絡協議会の関野裕太郎会長を座長に、小・中学校保護者の代表や県の職員、各学校長・教頭、公募の市民など計12人の委員で構成されている。

第1回会議では、堀川小学校の調理場の見学や、栄養士から衛生管理の説明、給食の試食を行った。

現在秦野市内の中学校では、持参弁当を基本として牛乳を提供する「ミルク給食」を実施しており、弁当を持参できない児童のためには、業者弁当の販売を行っている。