2025.06.25
滋賀県近江八幡市 停電で給食米飯提供できず 備蓄の「全学栄 救給カレー」提供
滋賀県近江八幡市武佐町にある学校給食センターは、6月23日に落雷に伴う停電の影響で炊飯設備が途中で使えなくなり、市内の中学校4校と小学校3校の計3,326人に、代替え食として「全学栄 救給カレー」を提供しました。
同センターによると、停電は6月23日の午前10時ごろ発生。すぐ復旧したが、炊飯設備は停止したままで米が炊けなくなった。停電前までに炊けていたご飯は市内の9校に提供し、ご飯が提供できなくなった残り7校には「全学栄 救給カレー」を提供した。中学生には250グラム入り、小学生には150グラム入りがそれぞれ提供された。米飯以外の献立、ちくわの唐あげ・茎わかめのきんぴら・なめこと厚揚げのみそ汁は調理できた。
「全学栄 救給カレー」は野菜や米が袋に入っていて、常温で食べられるため調理を必要としない。
同センターは「こうした事態は初めてではないか、炊飯整備がエラーになる原因についてメーカー側に確認し、再発防止を徹底したい」としています。