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「平成29年度学校給食栄養報告-調査結果の概要」文部科学省より発表

2018年7月、文部科学省から「平成29年度学校給食栄養報告-調査結果の概要」が、発表されました。

以下のアドレスから確認することができます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/eiyou/gaiyou/1406811.htm

平成29年度学校給食栄養報告では、完全給食を実施する小学校、中学校、夜間定時制高等学校、共同調理場、433校(場)を対象に、延べ882,486人分の給食について、文部科学省による調査が実施された。

「栄養素等摂取状況(平均摂取量)」は、隔年調査となっているが、前回調査の平成27年度と今回調査の平成29年度の区分を比べると、小学校、中学校、夜間定時制高等学校の全項目において、摂取量が増加している。

「使用食品の分類別摂取状況(摂取量)」からは、摂取量合計が全項目とも、平成27年度よりも増加しており、内訳を見ると「水分」摂取量の増加が、要因と考えられる。

学校給食における地場産物・国産食材のそれぞれの使用割合は、「地場産物・国産食材の使用割合(単独調理場、共同調理場、全国平均)」より、確認することができる。全国平均では、地場産物の使用割合は26.4%、国産食材の使用割合は76.7%である。また、地場産物の使用割合は、単独調理場は30.5%、共同調理場は24.6%と、単独調理場での使用率が高く、共同調理場より多く使用されている結果となっている。

「地場産物・国産食材の使用割合(食材別)」をみると、あおのりやこんぶ類、もずく類などは国産食材の割合が高く、オリーブ、ししとう、かも、よもぎなどは、国産の食材を100%用いている。一方、からしな、かわはぎ、せり、みぶななどは、地場産物を100%使用している。

以上ご確認ください。

※関連記事
2017年7月12日付 SN見聞録
「平成28年度学校給食栄養報告-調査結果の概要」文部科学省より発表
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/12965