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「2020年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査結果)」Jミルク発表 ~コロナによる外出自粛など購入に影響~

「2021年1月15日、Jミルクより「2020年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査結果)」が発表されました。2020年10月30日~11月5日の7日間、全国の15~79歳の男女1万500人を対象に、インターネットを活用したアンケート調査が実施されました。

Jミルクでは「①牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること」、「②普及関連事業の効果検証の基礎とすること」を目的に、2012年度から継続して実施されています。以下に一部をご紹介します。

「牛乳類の購入頻度と購入量との関係」の結果では、
1.2019年に比べて、2020年では、週に2回以上購入する層において、一回当り2リットル以上購入する割合が増加。
2.特に、一回当り3リットル以上購入する割合が増えており、コロナ禍によるまとめ買いが影響していると考えられる。

「牛乳類の飲用(利用)頻度」の結果では、
1.2020年の飲用(利用)頻度は、これまでに比べ、「飲まない」層の比率が大きく増加し、ほぼ毎日飲む層の比率が減少しているのが特徴。
2.「飲まない」層の比率が大きく増加した背景の解明が必要。
3. 直接飲用の比率減少、新型コロナウイルスの感染拡大、成分調整牛乳・加工乳の消費量減少の影響などが考えられる。

今回、新たに調査項目として加わった
「牛乳商品の『紙パック』のリサイクル行動について」の結果では、
1.実際の牛乳「紙パック」リサイクルの実施状況をみると、「いつもしている」人は全体の36.4%で、男性の実施比率は31.0%、女性は41.7%であり、女性が高い。
2.年代別にみると、男女ともに「15~19歳」及び「高齢層」ほど、牛乳パックのリサイクル実施率は高い。
3.地域別にみると、北海道が高く、東京都は全国平均レベル、大阪府は低い。

調査結果の詳細は、以下Jミルクのアドレスから確認することができます。
https://www.j-milk.jp/report/trends/h4ogb40000005dpm.html

※関連記事
2020年1月8日付 SN見聞録
『「2019年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査)」Jミルク発表
~若い世代の飲用・利用頻度が減少傾向~ 』
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13119

2019年1月22日付 SN見聞録
『「2018年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査(1次調査)」Jミルク発表
~飲用・利用頻度が上昇傾向 栄養価値が後押し~ 』
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13052

2018年8月20日付 SN見聞録
『「2017年 牛乳乳製品に関する食生活動向調査」Jミルク発表
~年齢が上がるほど牛乳を飲む頻度が高い~ 』
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13020