2024.11.06
町産大麦の茎を使った「麦ストロー」環境保護も意識 群馬県玉村町
2024年10月25日、群馬県玉村町内小中学校に町産大麦の茎を使った「麦ストロー」(※)が学校給食の時間に配られました。
関東平野の北西部にある群馬県玉村町は、米麦二毛作が盛んで、麦の作付けは水田耕地面積の8割を超える。
「麦ストロー」に使うのは、麦茶などの原料になる六条大麦で茎の中が空洞で太く長いため、ストローに適している。
農家や栄養士でつくる団体「たまむら食の探検隊」が、2019年から町特産の麦を知ってもらおうと、給食センターと協力して「麦ストロー」作りに取り組んでいる。
5月に「たまむら食の探検隊」のメンバーが刈り取った大麦の茎を、町内の小中学生がはさみで15センチにカットした後、給食センターの調理員らが大釜でゆでて消毒・乾燥させ、食品衛生検査をした上で、学校給食の時間に使用する。
「麦ストロー」を使用することで、子ども達に海を汚すプラスチックごみの削減について考えてもらう狙いもあるということです。
※玉村町学校給食センター 2024年10月25日 給食メニュー
https://www.town.tamamura.ed.jp/1070002/weblog/21158010?tm=20241025160754