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ジビエ給食 地元で獲れた「クマ」の焼肉 長野県栄村

長野県栄村立栄小学校で、1月21日の学校給食で「クマの焼肉」が提供されました。栄村には「マタギ」()の文化が残っていて、子ども達は、山が育む命に感謝しながら味わいました。

栄小学校では2021年度から、マタギの文化やジビエについて学ぶ特別授業が行われていて、昨年2024年は「熊汁」、2023年は「鹿肉のメンチカツ」が提供された。

1月21日の特別授業では、地元の猟師などから鳥獣の捕獲方法や「命をいただくありがたさ」について話を聞いた。

「クマの焼き肉」は、お代わりをする子どもがいるほどの人気ぶりだった。
男の子:「固さは思ったより固かったけど噛めば噛むほどおいしさがあふれてくるのがよかった」
男の子:「今まで給食で食べたものより一番おいしい」
女の子:「牛肉よりもすごく固くて歯にもいいかなと思います」「ありがたくいただきますという感謝を込めて食べたい」

栄小学校では、今後もジビエに触れる機会を設けていくということです。

:マタギ(又鬼)は、日本の東北地方・北海道から北関東、甲信越地方にかけての山間部や山岳地帯で、伝統的な方法を用いて集団で狩猟を行う者を指す。