2025.02.07
東京都品川区 学校給食の全野菜をオーガニックに切り替え 「オーガニック給食」導入へ
東京都品川区の森澤恭子区長は2025年2月5日、所得制限は設けず、区立中学校の制服や修学旅行を無償化するなど、子育て世帯への支援策を大幅に拡充する方針を明らかにしました。
その中で、朝7時半から児童の「居場所」を小学校に作り、希望すればパンなどの朝食を無償で提供するほか、区立小中学校の給食の全野菜を有機農産物(オーガニック)に切り替え、「オーガニック給食」を導入することを発表しました。
各学校の特別メニューなどの給食を除き、原則として、化学肥料や農薬を使っていない野菜を使用する。
対象となるのは、小学校31校、中学校9校、義務教育学校6校の区立学校の全校で、2025年10月から導入する予定。
学校給食1食あたりの単価が12円増加する見込みで、「オーガニック給食」導入にかかる費用として、予算案に約2,800万円を計上する。
2023年4月から実施している区立の学校給食費無償化と合わせた費用は、約17億円になるということです。