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大分県立高田高等学校 給食センターで調理の昼食 無料提供スタート!

大分県立高田高等学校では、2025年4月21日から希望する生徒に対して、昼食の無料提供が始まりました。

初日4月21日は、ご飯・みそ汁・サラダと、揚げた鶏肉をしょうゆやコチュジャンで甘辛く味付けした献立で、みそ汁には地元豊後高田で収穫された たまねぎ・にんじんが入っていた。

この取組は、豊後高田市が進めている子育て支援の一環として行われ、小中学校の給食を調理している市の学校給食センターが一括して調理しているため、市内の小中学校で提供される給食と同じ献立となっている。しかし、高校では牛乳の提供がされないため、ご飯やおかずの量を少し増やして提供された。

全校生徒のほとんどが昼食を申し込み、昼食を食べた生徒からは、「久しぶりなので懐かしいです」「高校生になって給食を食べられると思っていなかったので、食べることが出来て嬉しい」「ほかほか温かくて量もあって、おなかがいっぱいになりました。弁当がいらなくなったことで母も喜んでいました」と話していた。

豊後高田市によると、市が費用を負担して高校の昼食を無料で提供することや、自治体が運営する給食センターを活用して昼食を提供するのは大分県内では初めての取組で、全国的に見てもめずらしいのではないかということです。