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鹿児島県伊仙町立学校給食センター開設から60年 1966年の献立の「再現給食」を提供

鹿児島県奄美群島の徳之島にある伊仙町立学校給食センターは、1965年に開設し設立60年を迎え、11月7日伊仙町立鹿浦小学校で、開設当初の献立を再現した「再現給食」が提供されました。

1965年に開設した伊仙町立学校給食センターは、奄美群島でいち早く共同調理・配食方式を導入し、翌年1966年3月から町内の全小中学校の児童生徒約4,000人を対象に、学校給食の配食を始め、徳之島では初めての取組だった。

その当時はまだ、各学校での調理給食の提供か、家庭からのお弁当持参が主流だった時代だったため「最先端の取組」として注目された。

11月7日「再現給食」の献立は、伊仙町誌資料「広報いせん復刻版」の1966年10月号に掲載された「11月分予定献立表」から1966年11月4日の献立を再現し、骨付きの鶏汁(地場産鶏肉を当時のように骨付きぶつ切りで使用)・コッペパン・チョコクリーム・牛乳の4品だった。

伊田 正則町長と幸田 順一郎教育長も参加し、鹿浦小学校の児童と一緒に「再現給食」を味わいながら交流を深めました。

伊仙町立学校給食センターは老朽化が進んでおり、2年後には建て替えを予定しています。

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