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牛乳・乳製品の摂取習慣で「善玉菌が増える」ことが判明~ 弘前大学と雪印メグミルクが研究講座「ミルク栄養学研究講座」~

国立大学法人弘前大学と、雪印メグミルク株式会社との共同研究講座「ミルク栄養学研究講座(英語表記:Department of Precision Nutrition for Dairy Foods)」は2023年から実施されています。

今回、弘前大学が中心となって取り組む青森県弘前市の大規模住民合同健診「岩木健康増進プロジェクト」の健康ビッグデータの解析結果から、牛乳・乳製品を摂取する習慣がある人は善玉菌が増え、悪玉コレステロールが減る傾向にあることが分かりました。

研究を進めた結果、牛乳・乳製品(ヨーグルト)を摂取している人の腸内細菌において、代表的な善玉菌の「ラクトバチルス菌」(乳酸菌の一種)や「ビフィズス菌」の割合が高く、ラクトバチルス菌の割合が高いほど血液中のLDL(悪玉)コレステロール値が低いことが明らかになった。

本研究成果は、酪農乳業研究に関する国際学術雑誌である「International Dairy Journal」に2025年10月10日付で掲載された。

弘前大学と雪印メグミルクは、今後もビッグデータを活用した健康に関する乳製品の研究を進める方針ということです。

詳細は、下記雪印メグミルクアドレスより確認することができます。
https://www.meg-snow.com/news/2025/29103/

※関連記事
2025年2月3日付 SN見聞録
乳製品を多く摂取する人は収縮期血圧が低い 
~ 弘前大学と雪印メグミルクが研究成果発表 ~
https://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/13351

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