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トランプ大統領 アメリカの学校給食で「全乳」の提供を認める法案に署名

2026年1月14日、アメリカ合衆国のトランプ大統領は、連邦政府のプログラムに参加する学校の給食において、脂肪分などを取り除かない「全乳」()を提供できるようにする法案に署名しました。以下に取組内容について、紹介いたします。

署名式が行われた大統領執務室で、トランプ大統領は「これは新年最初の法案署名だ。『メイク・アメリカ・ヘルシー・アゲイン(米国を再び健康に)』の政策の下で、何百万人もの学齢期の子どもたちが高品質の牛乳を飲めるようになる」と述べた。

学校給食での「全乳」提供を認める「健康な子供のための全乳法」は、給食プログラムに参加する学校が、「無脂肪乳」と「乳脂肪分1%以下の低脂肪乳」のみを提供できるとする現行制度を改定する。また、アメリカ合衆国連邦政府の食事支援を受ける学童は、給付を使って「全乳」を購入できるようになる。

10年以上前の2012年の秋ごろに、ミシェル・オバマ元大統領夫人が「低脂肪・無脂肪乳」への移行を主導して以来の制度改定となる。

署名式典に同席したロリンズ農務長官によると、農務省は数週間内に、学校給食に「全乳」を戻すための必要な新規則に関する指針を公表する予定で、指針の公表を受けた後、アメリカ合衆国連邦政府のプログラムに参加する学校は、フレーバー付き およびフレーバーなしの「全乳」または「乳脂肪分2%の低脂肪乳」を、既存の選択肢に加える必要がある。

トランプ大統領の下、アメリカ合衆国連邦政府は、新しい栄養摂取ガイドライン「アメリカ人のための食事ガイドライン(Dietary Guidelines for Americans)」を1月7日に発表し、動物性たんぱく質の摂取を増やし、砂糖を減らすことを促すなど従来のフードピラミッドを見直しました。

【新しいフードピラミッド】
(引用:アメリカ合衆国政府のホームページより)

ケネディ厚生長官は「我々は飽和脂肪酸に対する戦いに終止符を打つ」と述べるなど、本取組も、慢性疾患の削減を目的としたアメリカ合衆国連邦政府の保健政策を大幅に見直す構想の一部ということです。

※全乳:牛乳から水分をほとんど取り除かず、乳脂肪分や栄養素がそのまま残ったミルクのこと。具体的には、乳脂肪分が約3.5%~4%含まれており、カルシウムなどの栄養素が豊富。全乳は、他の種類の牛乳と比較して、特に栄養価が高いとされている。

※関連記事
・2017年7月3日付 SN見聞録
「肥満大国」が悪化?「アメリカ全ての学校給食プログラム」の規制緩和
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・2011年4月21日付 SN見聞録
「肥満大国」から「健康大国」へ
~国家的な食育活動“Let's Move!”を開始した米国オバマ大統領夫人~
http://www.snfoods.co.jp/knowledge/column/detail/2434

・2011年5月11日付 SN見聞録
「続 米国食育活動“Let's Move!”・・・在米女性のレポートから】」
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・2011年8月29日付 SN見聞録
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